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WF-1000XM4のニッチなレビュー その2

前回に続きましてWF-1000XM4のレビューです。
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今回のテーマは
WF-1000XM4は片側だけの使用は可能か
です

確認した事項を列記していきます。

左右どちらでも片側だけを使用することが可能です

ステレオ/モノラルの自動切り替えが両側使用/片側だけ使用に連動して行われます。
LDAC、AAC、SBCいずれのコーデックでも同じように機能します。
使用しない方のイヤホンは電源がONになっていればモノラル音声が再生されますが、非装着状態が続くと自動電源OFF機能が働きます。
ただし、使用しない方のイヤホンを手に握りこんでいる場合やポケットに放り込んである場合など、装着状態検知センサーに物体が近づいている状態では耳に装着された状態であると判断され、電源ONが維持されます。

タッチ操作は片側だけ使用時でも可能です。
使用しない方のイヤホンは電源がオンになっていても非装着状態であればタッチ操作をすることはできません。
ただし、使用しない方のイヤホンを手に握りこんでいる場合やポケットに放り込んである場合など、装着状態検知センサーに物体が近づいている状態では耳に装着された状態であると判断され、タッチコントロールが有効な状態となります。

ノイズキャンセリングは片側だけ使用時でも利用可能です
需要があるのか疑問ではありますが、例えば左右別々のイヤホンを装着して、片方ではお気に入りの歌を聞きつつ、もう片方では会議の録音を再生して議事録の作成をするという事がノイキャンを効かせながらできそうですね。

外音取り込み機能アンビエントサウンドは片側だけ使用時でも利用可能です

クイックアテンション機能は片側だけ使用時でも利用可能です

スピーク・トゥ・チャット機能は片側だけ使用時でも利用可能です

こんなところでしょうかね。

まとめです。

片側だけ使用には二通りが考えられます。
①使用しない方のイヤホンの電源がOFFになっている場合
②電源がONになっていて非装着状態である場合
この②の場合、15分程経過すると自動電源OFF機能が働きます

①②どちらの場合でも基本的に機能上の違いは生じません。
②の場合には以下の点に注意が必要です。
使用しない方のイヤホンは耳に装着していなくても、手で握りこまれている場合やポケットに放り込んである場合など、装着状態検知センサーに物体が近づいている状態では耳に装着された状態であると判断され、電源ON状態が維持され、タッチコントロールが有効な状態となります。

誤操作の防止やバッテリー残量温存のためにも、使用しない方のイヤホンは充電ケースに収納しておいた方が良さそうです。

片側だけ使用においても、特段の機能制限はなく、自動的にモノラルに切り替わるなど、WF-1000XM4は優秀ですね。

私の場合は運動時の使用を想定していて、汗ダクになって使うには、WD-1000XM4は高価であることと防水性能がIPX4であることがネックではあります。
まあ、わかってて買ったんですけどね。
運動用には使いません。
安価で防水性能の高いTWSにNUARLのTrack Ear+を合わせて使ったほうが合理的ですね。

以上、ニッチなレビューをタウカッパがお届けしました。