MENU

完全ワイヤレスイヤホンAnker Soundcore Life P2を購入

はい、どうも。
タウカッパと申します。

完全ワイヤレスイヤホンAnker Soundcore Life P2を購入しました。
f:id:Tau_Kappa:20200623184922j:plain
f:id:Tau_Kappa:20200623185017j:plain

結論としては、soundcore life p2の音質は、映画鑑賞にはセリフが聞き取りやすく私の好みでした。試してはいませんが、ハンズフリー通話用としても良いかもしれないです。ただ、音楽リスニング用としては私は好きではありませんでした。
音質は人それぞれ好みがあると思いますし、Amazonでは高評価のレビューが多いので、音楽視聴用としては私には合わなかっただけのことかもしれません。
音楽リスニング時の音質以外については非常に良い商品だと思いました。

〜音質が良くないと思ったら試してみてほしいこと〜
私と同じようにsoundcore life p2を購入して、音質が良くないと感じている方がいたら、試してみてもらいたいことがあります。
1.イヤーピースを交換してみる。
2.耳への差し込み具合を調整してみる。
基本的なことで恐縮です。
カナル型のイヤホンは、装着具合で音質がガラッと変わることがあります。
イヤーピースは自分が最もフィットすると思ったものだけではなく、その前後のサイズについても音を鳴らして確認をしてもらいたいです。
イヤーピースを耳へ挿入する深さを微調整するだけでも音質がガラッと変わることもありますので、少し浅めに挿入してみるとか、ちょっと角度を変えて深めに挿入してみるとかしてみてもらいたいです。

では、レビューします。


まず、商品の特徴、スペック、価格等を整理します。

完全ワイヤレスイヤホン
Bluetooth 5.0
Bluetooth通信距離10m
対応コーデック SBC/AAC/aptX
TWS(True Wireless Stereo)方式
左右いずれか片方単独でもモノラルのイヤホンとして使用可能
イヤーピースはサイズや形状の異なる5組が付属
防水IPX7
バッテリー持続時間はイヤホン本体で最大7時間、付属の充電ケースを合わせて最大40時間
イヤホン本体は充電ケースに収納することによりマグネット接続で充電される。
充電ケースは USB Type-C ポートを備えており、別売りのUSB充電器などを利用して充電することになる。
USB Type-C ケーブル付属
Amazonでの販売価格4,999円
Amazonではレビュー数が多く、評価も高い

以上の特徴、スペック、価格からすると非常に良いですよね。
Amazonでのユーザー評価も上々でした。
早速レビューしていきます。


使用感レビュー〜開封からペアリング〜
開封すると本体は充電ケースの中に納められた状態となっていました。
f:id:Tau_Kappa:20200623185213j:plain
f:id:Tau_Kappa:20200623185419j:plain
充電ケースの形状は丸みを帯びていて、バッグの中への出し入れがしやすいです。底面は平面になっているので机上に置いた時などに転がることがないです。充電器の充電ポートはUSB Type-Cとなっていて、ケーブルを接続する際に表裏を気にする必要がありません。この手の商品には、まだ、 microUSB を採用しているものも多いので、Type-Cを採用しているのは好印象です。なお、充電器までは付属していませんでしたが、USB Type-Cケーブルは付属していました。

充電ケースを開けると、本体が収納されています。イヤホン本体の充電端子は過充電防止のためか、シールで覆われていました。
この商品にはイヤピースが5組同梱されています。耳の大きさや形は人それぞれなのでイヤーピースが豊富に付属しているというのは好印象です。5組あるイヤーピースのうちの1組はイヤホン本体に装着された状態となっていました。イヤーピースは各サイズ試してみましたが、私にとっては、最初から装着されていたイヤーピースが最もフィットしました。
f:id:Tau_Kappa:20200623185525j:plain
イヤホン本体には左右それぞれにボタンが搭載されていて、電源のオンオフ、ペアリングモードへの移行、音楽リスニング時の再生・停止などは、すべてそのボタンで操作することになります。タッチセンサー式ではなく実体型のボタンなので、耳に装着した状態で操作を行うと、押し込んだときにクリック音が響いてくるのが不快ですが、しかたのないところかもしれません。
電源オンはボタンを短押しします。電源がオンになると、バッテリーの充電残量が英語で案内されます。購入後初めて電源をオンにした状態では、「バッテリーハイ」と案内されました。
電源オフはボタンを長押しします。
Bluetooth のペアリングは、ペアリング機器の登録がない最初の場合には、電源をオンにすることで自動的にペアリングモードへ移行するのでそこで行います。
ペアリングモードに移行すると短い音楽が鳴り、白色LEDが高速で点滅します。
Bluetooth のペアリング機器が登録されている場合には、電源をオンにすると自動で接続されます。
すでにBluetoothのペアリング機器が登録されている状態で、新たに Bluetooth のペアリングを行う場合は、電源がオフの状態でボタンを長押しすると、電源がオンになりバッテリー残量が音声案内されますが、その間もボタンを離すことなく押し続け、ペアリングモードに移行します。
このペアリングの仕方は、ワイヤレスイヤホンとしては標準的な感じだと思います
使用後、充電ケースに収納し、再びイヤホン本体を収納ケースから取り出すと自動的に電源が ON になり、接続を開始します。


使用感レビュー〜装着から音楽リスニング〜
装着感はとてもいいです。ワイヤーの煩わしさから解放されます。イヤホン自体がとても軽量なので負担を感じません。
ただ、耳にかけるフックやイヤウイングなどがないため、運動時などは少々不安です。
スマホとペアリングをして、音楽を聴いてみました。実際に音楽を聴いている間、スマホをズボンの前ポケット、後ろポケット、カバンの中と入れ替えてみましたが、何の状態でも接続が安定していました。
ただ、音質は少々期待はずれでした。ドンシャリとも違うし、何と言ったらいいのか…
低音は鳴ってはいるんですが、ドラムのドスンというような迫力はなく、ベースのブーミーな感じがきついです。
高音はシャリッシャリッです。
EDMとかメタルとか、音楽のジャンルによっては合うのかもしれませんが、私はこの音質は好きになれません。
当然イヤーピースも交換して試聴してみましたが、やっぱり良くない。
このイヤホンは IPX7防水なんですが、その副作用なんでしょうか?そうだとしても、これはちょっと厳しいです。

使用感レビュー〜映画鑑賞〜
音楽リスニング時とは打って変わって、音質の印象がグッと上がりました。
セリフが聞き取りやすく好印象です。
低音・高音が強調されていて迫力がありますが、それでいてセリフが聞き取りやすい。
音楽リスニングで感じた音質傾向からは高音質とは言い難いですが、映画鑑賞用としては良いです。


〜TAOTRONICS TT-BH07と音楽聴き比べ〜
TT-BH07の特徴をまとめます。
2016年頃発売
Bluetooth 4.1
対応コーデック SBC/aptX
左右のイヤホンがコードでつながった形状
f:id:Tau_Kappa:20200623190809j:plain
当時の価格は3,000円を切る程度だったと思いますが、現在ではアマゾンで2,200円で扱われています。
今となっては明らかに旧世代の仕様ですが、当時、価格からは考えられない音質ということで大ヒットした機種です。
早速、こちらの機種に取り替えて音楽を聴いてみました。
Soundcore Life P2とは明らかに音質のグレードが違います。一聴しただけなら、同価格帯(3,000円未満)の有線イヤホンと遜色のない音質です。これなら満足して音楽を聴くことができます。

〜ENACFIRE CF8003と音楽聞き比べ〜
CF8003の特徴をまとめます。
2017年頃発売
Bluetooth 4.1
対応コーデック SBC
片耳だけのモノラルイヤホン
超小型
f:id:Tau_Kappa:20200623190832j:plain
現在は既に販売終了となっていますが、当時の価格で2500円前後だったと思います。
早速こちらの機種でも音楽を聞いてみました。
モノラルなのにまったく文句がありません。しいて言うのであれば、モノラルなので当然ではありますが、音場再現という点ではステレオ機種にはかないません。ですが、低音から高音までナチュラルに聞かせてくれるので、気持ちがいいです。


〜再びSoundcore Life P2で音楽を聞いてみる〜
あらためてSoundcore Life P2で音楽を聴いてみましたが………
やっぱり、あまり良くない。まる一日、音楽を鳴らし続けてエイジングしてみましたが、シャリシャリ具合が若干マイルドになった気はしますが、大して変わりはないです。

コーデックのAACとかaptXとか、生かされてません。SBCでなおかつモノラルのCF8003にも勝てません。これなら、AACやaptXに対応させるぶんのコストを基本的な音質向上に振り向けた方がよっぽど良い製品ができるんじゃないでしょうか?
私には、このイヤホンで音楽を聴くのはきついかな。
でも、Amazonの多くの方の高評価なんですよね。
別売りのイヤーピースなどを使えば良くなるのかもしれません。
Soundcore Life P2は、接続は安定していますので、ハンズフリー通話用にはいいのかもしれませんが、私は試していません。でも、モノラルのCF8003にも勝てないなら、通話用としては高すぎ、コスパ悪いかな。

装着感  :★★★★☆
操作性  :★★★☆☆
接続安定性:★★★★★
可使時間 :★★★★☆
音質   :★★★☆☆
ノイキャン:なし
コスパ  :★★★☆☆

音楽リスニングの音質を除けば大満足です。
音楽リスニングに関する音質については厳しい評価をしましたが、人それぞれの好みにもよりますし、音楽のジャンルによっては合うものもあると思います。椎名林檎の曲は結構かっこよく聞こえましたよ。


完全ワイヤレスではないワイヤレスイヤホンTT-BH07のコスパを基準にすると、完全ワイヤレスイヤホンでは5,000円以下のものから選びたいです。高くても6,000円未満。
それを超えると一流メーカー品に手が届きそうな値段になってしまいます。
また何か購入をしたら記事にしたいと思います。